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「今宿の春を食べよう」 中止の報告 及び 「春の植物紹介!」 (2011年3月30日)

3月20日。

昼から豪雨!?との予想だったため、まだ雨の降らない午前中に中止の決定を行いました。

植物の観察をしているときに降られでもしたら大変なので・・・

楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳なく思っています。

 

なので、今回はいつものイベントの報告ではなく「今宿野外活動センターに訪れた春の芽生え」をご紹介します!

春の植物を全て・・・というわけにはいきませんが、みなさんがよく足元でみかけている花や植物を紹介します。

これを機会に「雑草」と呼ばれる植物たちにも目をむけていただければと思います。

 

ハコベ

hakobe.jpg hakobe-hana.jpg

みなさんよくご存知、春の七草のひとつです。

むしめがね片手に茎や花を観察してみてください。

茎には一筋の毛がはえていることが発見できます!

花は、細い花びらが10枚あるように見えますが・・・・・実は!!花びらの根元から二手に分かれているので10枚に見える、ということが分かると思います!

 

hotokenoza.jpgホトケノザ

 これも名前が春の七草に登場しますが、全く別のものです!

七草の中の“ホトケノザ”とは「コオニタビラコ」という植物をさしています。

 

 

 

 

suiba.jpg

スイバ

 茎の根元から葉にかけて赤みを帯びています。

葉は20cm以上になることもあります。

茎をかじると酸っぱい!!!!!

さっとゆでておひたしにもできますが・・・・・酸っぱい!!!!!

・・・・・ということから「酸い葉」とつけられた、といわれています。

 

 

himeodorikosou.jpgヒメオドリコソウ

 「オドリコソウ」よりも小さいためこの名前がつきました

葉の先端に行くにつれ葉の色が紫を帯びてきます。「オドリコソウ」は全体が緑なので容易に見分けることができます。

 

 

 

 

ツクシ   スギナ

tukushi.jpg sugina.jpg

ツクシとスギナは地下茎でつながっています。

ツクシは“胞子茎”、スギナは“栄養茎”としての役割があります。

ツクシは一般的に食用にしますが、スギナは食用にはしません。しかし日干しにしたあと「スギナ茶」として楽しむことができます。

 

yomogi.jpg

ヨモギ

 団子や餅で一般的に食べられていますね!

葉を乾燥させ、裏の毛を集めたものを「もぐさ」と呼び、「お灸」に使われています。

 

近年、猛毒の「トリカブト」と間違って採取し中毒を起こす事故が起きています。

ヨモギの若葉には白い毛が密生して生えており香りもしますが、トリカブトの若葉には光沢があり、毛は生えていません。香りもほとんどありません。採取される際には以上の点に気をつけてください。(自己責任でお願いします)

ただし!不安なときは採取しないに限ります。

 

 

ノビル

nobiru.jpg nobiru2.jpg

ネギ科の植物なのでネギと同じように料理に使えます。

根元には「鱗茎:リンケイ」と呼ばれる白い塊ができます。ゆでて酢みそで食べたりみそ汁の具にすることもできます。タマネギのような辛味と香りがあります。

養分のある土だとピンポン玉くらいまで育つことも!!

 

イヌノフグリ   オオイヌノフグリ

inunofuguri.jpg  ooinunofuguri.jpg

一般的に見られるのは右の「オオイヌノフグリ」ですね。

これよりもはるかに小さい花を咲かせ、葉や茎全体に毛がはえているのが「イヌノフグリ」です。

イヌノフグリは日本に昔からある植物と言われていますが、最近では数が減少し、環境省の絶滅危惧種に指定されています。

ところで「フグリ」とは???・・・・・・・陰嚢のことです。

種子のカタチが犬の陰嚢(フグリ)に似ていることから「イヌノフグリ」という名前がつきました。

 

karasunoendou.jpg

(写真:左)カラスノエンドウ    (写真:右)スズメノエンドウ

 

カラスノエンドウは公園などでよく見かけますね。さやで笛をつくって遊びました。

このさやが黒くなることから「カラスノエンドウ」と名づけられた、と言われていますが、正式には「ヤハズエンドウ」といいます。

スズメノエンドウはこのカラスノエンドウよりも小さいため、「烏:カラス」よりも小さい「雀:スズメ」の意味でつけられました。

ちなみに、この双方の名前、漢字で書くと「烏野豌豆」「雀野豌豆」となり、ソラマメの仲間にあたります。

あくまで「烏 野豌豆」であり「烏 の 豌豆」ではないのでご注意を!!

 

(写真:真ん中)カスマグサ

 全体の大きさがカラスノエンドウとスズメノエンドウの中間くらいの大きさであることから、“その間の草”→ “「カ」ラスと「ス」ズメの「間」の「草」”という意味で「カスマグサ」となりました。

 

ちなみに・・・・・・見分け方・・・・

karasunoendou-turu2.jpg kasumagusa-turu2.jpg suzumenoendou-turu2.jpg

カスマグサは他の2種と似ているため見分けのつかないことがありますが、葉の先のつるで見分けることができます。

カラスノエンドウ(左)・スズメノエンドウ(右)は先が2~3本に分かれるのに比べカスマグサ(中)は1本しかありません!

 

kureson.jpgクレソン

 とても繁殖力の強い植物です。店頭で売っているものを水につけておいても育っていきます。

ステーキなどの料理の付け合せをはじめ、サラダなどでも食用として楽しまれています。

 

 

kureson2011.jpg

しかし・・・例年であれば上の写真のように生い茂っている七寺川なのですが、今年は右の写真のようにまだ少ししか育っていません。(3/20現在)寒かったからでしょうか?

4月を過ぎてからが楽しみですね。

 

 

 

・・・・・以上、センター内でよく見かける植物を挙げてみました。

今の時期は様々な植物が芽吹いてきます。ポケット図鑑を片手に散策してみてはいかがでしょうか。

面白い発見がたくさんできると思いますよ!

 

日本全国に春のすがすがしい風が吹きますように。

 

                                                 miki

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